視覚障害をお持ちの方がZOOM講座に来ていただいて、感じたこと・学んだこと

先日、とても興味深いことがあったので
このブログでシェアさせてください。
(ご本人から紹介の許可をいただいています)
 
 
今、ぼくが開いている
ZOOMの使い方講座

ある参加者さんから
事前に連絡が来ました。
 

「私は全盲なので、
 資料をできる限り
 言葉で伝えてくれませんか?」

 
正直いうと
最初はびっくりしました。
 

お話を伺うと、
全盲、つまり目はまったく見えないのですが
普通にPCは使えているとのこと。

少なくともメッセンジャーで
連絡を取っている限りは
障害のことは全く感じさせない程度に
コミュニケーションが取れます。

 
ZOOMも使ったことがあるとのことです。
もしかしたら一部、ヘルパーさんが
サポートしてるのかなと
この時は思っていたのですが、

とにかく、言葉で伝えられれば
あとはいつも通りのセミナーでOKだと
いうことを理解しました。

 

ということで、

ZOOMセミナーでも
こうした事情があることは
他の参加者に特に知らせることなく、
できる限り資料を読み上げました。
画面の説明も、できるだけ
言葉で今何をやっているのか
補足していきます。
 

ラジオと同じです。

 
というか実は昔、
ラジオのパーソナリティーも
やっていたので(笑)
言葉での実況、苦手じゃないです。
 

結果的に、セミナー自体
いい出来で終えることができました。
(その分ちょっと時間は
 オーバーしてしまいましたが・笑)

 

終わった後、この参加者の方から
分かりやすかったと
お礼の言葉をいただいたのですが、

この方がFacebookに
以下のような投稿をしてくれました。
(ご本人の許可をいただいて、
 原文そのままでご紹介します)

「事前に、スライドの内容を
 言葉で説明していただけると
 ありがたいとお願いしたところ、
 しっかり説明してくださいました。

 「こうなっています」
 「これを見てください」だと
 画面が見えないのでなんのことか
 分からず、状況を推測するしか
 ないものが多いです。

 視覚障害でイベント企画したい方、
 ぜひ吉田さんのところで学んでみてください」

今度は、これを読んだ
他の視覚障害者の方から
ぼくのZOOMセミナーに
申し込みをいだたくようになりました。

 

ここで、ぼくの得た
気づきは2点です。
 

まずは、
視覚に障害をお持ちの方でも
こんなに自由にPCを
使えるんだということ。

読み上げなどの
ユニバーサル機能が
充実していると
知識では知っていましたが
メールやFacebookで
接している限りは
障害のことはまったく分かりません。

後からご本人から伺ったら
PCやスマホの読み上げ機能で
1人でも問題なく
PCやスマホを支えているとのことでした。

 

もうひとつ。

自分の提供しているサービスが
ちょっとした工夫をするだけで
これまでリーチできなかった
お客さんの層に届いたり
大きく役に立てる可能性が
あるということ。
 

無知を承知で
率直にいいますが、

視覚障害を持つ人にも
ZOOMが活用されているというのは、
正直まったく予想していませんでした。
 

ですが、やはり見えないことで
受け取れない情報もあります。

これをほんのちょっとした工夫で
解消するだけで、
その人たちに取って大きく
役に立つものに変わる、
ということです。

 

視覚障害を持つ人の望みは
「講師がスライドを読み上げてくれること」。
 

これが出来ているセミナーは
少ないと教えていいただきました。
(見えていることが前提なので
 当たり前と言えばそうなのですが)
 

自分で言うのもなんですが、
この悩みを解決できるに足る
セミナーだったことで、
同じ悩みを持つお仲間さんへの
ご紹介が発生するきっかけになりました。

 

 
このように、
ちょっとしたことが障壁で
自分の受けたいサービスを
受けられずにいる人は
多いのだなとあらためて実感しました。
 

何にせよ、自分のご提供しているものが
お役に立てたのは本当に良かったです。
今後もアンテナ広くしていきたいです。

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