見込み客を集めて、
その人に商品のことを
知ってもらう、いわゆる
「顧客教育」のフェーズで
アンケートを
よく活用しています。
って話すと「?」
という顔をされます。
「アンケートって、
買ってもらった後に
やるものじゃないの?」
と考えている人は
まだまだ多いのですが、
アンケートとは、
ただ感想をもらうだけの
ものではありません。
「市場調査」とか
「サービス向上のため」
と称して、
回答している人に
何かを気づかせるツールとして
アンケートが使えます。
具体的な流れは
たとえばこんな感じです。
STEP 1
アンケートを設計する。
内容は、商品の優位性や
それをあなたが選ぶ理由を
気づかせるような設問にする。
STEP 2
何らかの景品を準備して、
見込み客にアンケートを
回答していただく。
STEP 3
アンケートに回答すると
回答者が商品の優位性に気づく。
STEP 4
景品を送るついでに
その商品のお試しオファーを行う。
といったような流れです。
これ、とても有効です。
ここで大事なのが
アンケートの設計です。
コーチングや質問の技術があると
より効率的なアンケートが
作れるようになります。
ただ「xxxxについてどう思いますか?」
というのではなく、
例えばこのような……
(アンケート内容はサンプルです)
「弊社が実施しているxxxxの
施術サービスについて
書かれた特徴のうち、
あなたがすでに知っている
特徴にチェックをしてください」
(1)費用が、同様のサービスを提供している他の治療院よりも20%安い。
(2)一度施術を受けると、他のサービスより治療効果が長く持続する。
(3)施術が痛くないので、利用者に負担がかからない方法である。
(4)出張治療でも受けられるサービスである。
「あなたは、このサービスを
選ぶメリットがあると感じますか?」
(1)あると感じる。
(2)あるとは感じない。
「上記で選んだ回答の理由に
ついて詳しくお聞かせください」
(自由回答)
…みたいな感じで、
「サービス普及のための
マーケティング調査」の体で、
セールスポイントをガンガンに
アピールしていきます(笑)。
不思議なもので、
これだけ書いていても
よほどやりすぎなければ
売り込み感が出ません。
なぜなら「アンケート」だから。
しかも、アンケートを書いている人は
「へー、そうなんだ!」と
今まで知らなかった商品知識を
アンケートを通して得ていきます。
このアンケート作戦、
さまざまな業種に使えます。
ぜひ取り入れてみてください。
オンラインでも、
無料のGoogleフォームを使えば
簡単に取り入れることができますよ。