質の悪いお客さんが起こす「負の連鎖」

ぼくがまだペーペーの、
認定セールスライターでも
なんでもなかった頃の話です。
ただのWebサイト制作業を
やっていました。
 

ある日、こんなことを
言ってきた人がいます。
 

「他のお客さんを
 紹介するから安くしてよ」

 
こう言ってきた人を
仮に Aさんとしましょう。

今なら、こんなことを
言い出す人は客でも
なんでもありません。
ぼくの価値を
認識できない人なので
商談は即終了です。
 

そもそもこんな人が
近づいて来れない程度には
「できる人オーラ」を
出せてるはずです(笑)。
 

でも、仕事に慣れてないと
こういう人と付き合っちゃう。

で、安い値段で仕事します。
するとAさんは一応
感謝はしてくれて、
そのうち本当にお客さんを
紹介してくれたりするんです。

「なんだ、悪い人じゃ
 なかった」とか、
「あー、よかった」と
その時は思うのですが、
ここから悲劇は加速します。
 

これらの紹介客も、
Aさんと同じようなタイプの
人ばかりなのです。

「まけてよ」とか
「紹介するから安くしてよ」とか、

挙げ句の果てには
「ただでやってよ、
 宣伝になるでしょ」
みたいなこと言ってくるわけです。

負の連鎖です。
 

これには原因があります。
インフルエンサー(笑)の
Aさんが周りの人に広める
売り文句はこうです。

「あいつなら
 安くしてくれる」
です。
 

つまり、Aさんは、
あなたの価値を
「値段が安いこと」だと
認識してしまったのです。

したがって、値段の安さや
値切れる可能性があることを
よしとしたお客さんが、
押し寄せてしまいます。

 
さらに困ったことに、
ここでAさんは
「いいことをした」と
信じ切っています。

「安くしてもらう代わりに
客を紹介する」という約束を、
彼の中ではきちんと
果たしているのです。

Aさんは、自ら交わした
約束を果たすために
「あいつは安い」という
売り文句を使って
お客さんを探してくるのです。
 

それだけに、泥沼化が進みます。

 

ということで、
「理由のない値引き」には
応じてはいけません。
後から後から
そういう人が湧いて来ます。

 
特に仕事がない時には
つらい選択ですが、
昔のぼくのように
ひどいことになってしまいます。
質の悪いお客さんとは、
さっさと距離を置きましょう。

 
これを心がけていると、
不思議と、いいお客さんが
寄ってくるようになります。

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