「売り込み」と「提案」の境界線

集客をする時のお声がけにおいて、
とても大事にしたい考え方があります。それは、
 

「あなたのことを考えていますよ」

とか、

「あなたを大事にしていますよ」
 

というメッセージです。

 

ぼくのところにも
イベントのお誘いを
メッセンジャーなどで
送ってくる方がいます。
 

それ自体はいいのですが、
送られてくるメッセージが
個人的なメッセージのない
全員共通でコピペされた
案内だったりすると
「あ、売り込みだな」
と感じてしまい
急に気持ちが離れます。
こういうのを送ってくる人には
絶対返事はしませんし
参加もしません。

 

最低でも、冒頭に相手への
プライベートメッセージは
欲しいものですが、
それもしくじると
痛い目にあいます。
 

ぼくが実際にあった例として
2ヶ月前にZOOMで知り合い、
まだリアルではあったことのない人から

「最近お会いしていませんが、
 また飲みに行きましょう!」

という書き出しで、
イベントの案内がありました。

もしかしたら、
その彼の勘違いかもしれません。
でも、これもダメですね。
どうせコピペでしょ。
行きたくないです。

 

このように
「売り込まれる」という行為を
人は極端に嫌がります。

ぼくが売り手でもあるから
顕著に感じてしまうのかもしれませんが
みんなも売り込まれるの、いやでしょ?

 
相手からの売り込み感を
感じる時、人は

「この案内を送った相手は
 自分のお金儲けをしたいだけ。
 ぼくのことは見てくれてない。
 別に客が来てくれれば
 誰でもいいんでしょ」
 

みたいな、
こじらせた恋愛話みたいな
ことを頭の中で思っています(笑)
 

そうです。
ダメな売り込みには
相手への愛がないんです。
自分の下心が見えてしまったら
プロポーズは失敗です(笑)

 

ぼくがもしお誘いするとしたら、
興味を絶対持っていそうな人、
またはそれに来れば
絶対にプラスになると
確信が持てる人だけに、
一撃必殺・玉砕上等の覚悟で送ります。
 

「○○さん、
 コピーの勉強してみたいって
 先週言ってたよね?
 今度講座をやることになったんだ。

 ○○さんが知りたいって言ってた
 ×××の話もやることにしたので、
 イベントのご案内を送ってもいいですか?」

 

みたいな。
もちろん話の内容は
真実じゃないとダメです。
しかも、案内を送る許可を
もらうところから始める。
いきなり送るの、
超ぶしつけです。

 

相手に
「この人、私のこと見てくれてるな」
と相手に思ってもらえて初めて、
売り込みから提案に
ステップアップできるのです。

その上で、相手が提案を
受け入れるかどうかはまた別の話。
でも、しっかり相手のことを
気遣った上でのお誘いなら
少なくとも最初の例のように
嫌な気分はしないはずです。

 

相手のことを考えた案内を、
送っていますか?

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