ダイレクトメールを「開けさせる」技術

郵便のダイレクトメールって、時々届きますよね。それ、封筒を開けてますか?

通販で何かを買うと
定期的に商品のご案内が届いたり。

クレジットカードなんかを
持っていると、時々
「特別なご案内」とか書いてあって
開けると保険の勧誘だったり。
 

でもほとんどの人が、
「今度開けよう」とか言って
そのまま部屋の隅に溜まっていくか、
または開けずに
ゴミ箱にポイだと思います。
 

いまはメールやらLINEやら
さまざまな直接連絡方法がありますが、
ネットが普及する前は
お客さんに直接リーチする手段として
このダイレクトメールが主流でした。
 

初めからセールスとわかっている
手紙を、わざわざ開けようとする人は
ぼくのように
「どれどれ、どんなコピーで
 セールスしてるのかな」と
コピーの添削を始めてしまうような
酔狂な人くらいでしょう(笑)。
 

つまり、届いた手紙を
「開けさせる技術」が必要になります。
こうしたテクニックは、
ダイレクトマーケティング先進国の
アメリカで、散々研究され、
さまざまな技が登場しました。
 

封筒のデザインを
ちょっと奇抜なものにしたり、
面白いメッセージを入れたり。
例えば
「絶対に開封しないでください」
とかね。そんなこと書かれたら
逆に中が気になって開けてしまいます。

DMっぽく作らず、
あえて友達からの手紙みたいな感じで
送るというのもあります。
 

また、封筒内に「異物」を
入れるというテクニックも
よくあります。
サイコロとかミニカーとかを、
手紙と一緒に入れ込みます。
当然封筒はゴツゴツしますから、
「なにが入っているんだろう?」
と思って開けてしまうわけです。
 

また、そもそも封筒を
使わないという手もあります。
DMやニュースレターを送るときにも
あえて封筒には入れず、
内容物そのものに切手を貼って
投函することもできます。
裸で届くのでいやでも内容が
目に入るというわけ。

郵便の規定は、結構寛容です。
包装しなければいけないという
規定はどこにもありません。
スルメに切手を貼っても
ちゃんと届きますからね(笑)

 

…そんな話をマーケッターの友人と
雑談でしていたのですが、
そうしたらすごい話を聞きました。
 

郵送で送るダイレクトメールでは
なかったのですが、
どうしてもセールスを決めたい人が
「巻物」に毛筆で手書きして
直接手渡したんだそうです。

うわー、それは強力すぎる(笑)
巻物を手渡す絵を想像しただけで
ワクワクします。

ぼくもいずれやってみよう。
そもそもお習字習わないとですが(笑)

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