人はもともとコミュニケーションが苦手?

対面営業をしている方のグループに
営業のアドバイスをさせていただく機会がありました。

共通してみなさん業種の経験が浅く
「対面での営業そのものに不安がある」
という声がよく聞かれました。

 

ちなみにぼくは、
対面セールスについては
なんの訓練も受けていませんが
少なくとも苦手意識はないです。
 

昔はセールス苦手……というか
ぜったいやりたくないと
思っていたのですが、
自営業やフリーランスになったら
そんなこと言ってられません。
最初のうちは当たって砕けろで
なんとかやっていました。

その後セールスライティングや
マーケティングを学んでからは
何をどう伝えればいいのか、
どうしたら喜んでもらえるかが
分かるようになってきたので、
今はまったく苦じゃないです。

ちゃんとしたセールスができれば
お客さんにめちゃくちゃ喜ばれます。
これが分かれば、劇的に変わります。

  

ところで、これは最近
別な仕事の中で知ったのですが、

人って、先天的には
コミュニケーションが苦手な
生き物なんですって。

そもそも小さな群れの中だけで
生きてきた人類は、
他人と交流することがめったになく、
周囲には家族か顔見知りしか
存在しませんでした。

つまり、群れの中にいる
仲間との仲さえ深めればよく、
それ以外のコミュニケーションは
基本的に不要でした。

それ以外の、
会ったことない人に遭遇したら
敵である可能性があります。
自分の群れや縄張りを
荒らそうとする奴らは、
やっつけないといけません。
 

人の脳は、このときの論理を
いまだに引きずってるんですって。

そもそも見知らぬ人と
コミュニケーションを
取るという能力は、
先天的には備わっていないし、
関係性が薄い人とは
距離を取りたくなるんだそうです。

 

ちなみに、総務省でも
コミュニケーションに関する
調査を行なっており、その結果
「コミュニケーションが
 苦手だと感じる人は全体の7割」
というデータが残っています。

10人いたら、7人は
コミュニケーション苦手なのです。

 
あなただけじゃないのです。
つまり、できなくて当たり前。
よかったね!

 

いや、よくないです(笑)
ここで、少し視点を
変えないといけません。
 

コミュニケーションは
才能や向き・不向きで
決まるわけではありません。

ほとんどの人が、
後天的に、訓練で身につけないと
いけないということ。
トレーニングが必要なんです。
 

コミュニケーションは、
「苦手だからあきらめる」ではなく

「出来なくて当たり前だから
 トレーニングする」ものなのです。
 

最初は不安かもしれませんが
やれば確実に変わります。
行動あるのみです。
ちょっとしたきっかけで
コミュニケーションの質は
大きく変わりますよ。

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