あなたのやっているビジネスの
「お客さん」がどんな人か定義していますか?
もちろん、
年齢・性別・趣味嗜好など
いろんな方が来るでしょう。
でも、「こういう人が多いんだよね」
という傾向はあるはずです。
たとえば、転職相談に乗るような
キャリアカウンセラーさんなら……
・30〜40代
・男性が多い
・ほとんどが会社員
・今の仕事を辞めたいと思っている
日中開催がメインの
ヨガ教室をやっている人なら……
・50代〜60代
・ほぼ女性
・主婦やパートなどが多い
・健康になりたいと思っている
※想像で書いているので
実際には全然違う客層だったら
ごめんなさい(笑)
あくまで例ということで……
こんな感じで、
多少の傾向はあると思います。
きっと、ほとんどの人が
「うちのお客さんはこういう人」
というイメージは、
持っているでしょう。
さて。
新しいお客さんや
生徒さんを確保するために
何らかの広告を出すとします。
その時に、
ちゃんとお客さんのイメージを
思い出せていますか?
●20代の人がメインの商品なのに
ただ戸数が多いからという理由だけで
ファミリー層向けのマンションに
チラシをポスティングする
●中年男性がメインの商品なのに、
流行っているからという理由だけで
インスタグラムに広告を出そうとする
●シニア向けの商品なのに
たくさんの情報を伝えたいからと
字が細かくなってしまい、読みづらい
釣りに例えていうなら、
タイを釣りたいと思って出かけたのに
イワシしかいない釣り堀で
釣りをしているようなものです。
そこでは多分タイは釣れません。
だってそもそもタイがいないから。
この例だけ見ると
「当ったり前じゃん!」と
思うのですが、
「広告」となると、
急にこの感覚が分からなく
なってしまう人が多いです。
不思議なことに、
自分のお客さん像を
しっかり持っている人でも
いざ広告をしようとすると
ここが全くつながっていない例を
本当によく見かけます。
釣り堀を見かけただけで
泳いでいる魚を観察せずに
「ここなら釣れる!」と
勝手に思ってしまうのです。
どこに釣竿を投げたらよいのか、
お客さんの行動を
よく観察してください。
しっかり見定めてから
釣竿を投げても、遅くないですよ。
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